生産への取り組み
- ① 食品が接触すると予想される部分へは、
ご希望のお客様に耐酸コート版のご案内をしております。 - ② お取り扱い説明をご用意致します。
-
③ 第3社機関への品質検査をご希望のお客様へは、
有償にて、品質検査の手配をさせていただきます。
・試験依頼書(鉛)
・カドミウム溶出試験依頼書
・試作依頼書
- ④ 安全で、ご安心いただける検品・生産管理体制を徹底しております。
試験検査機関紹介
瑞浪市窯業技術研究所
瑞浪市窯業技術研究所は、試験・研究開発・指導・受託業務などを行っている公的機関です。主に行われている、鉛・カドミウム溶出検査の他にもさまざまな検査に対応可能です。
なぜ耐酸コート版が必要なのか
陶磁器・ガラスを作成する際の釉薬・顔料の一部には、鉛やカドミウムが使われています。
大量に摂取すると健康を害する恐れがあるため、日本では、食品衛生法により鉛およびカドミウムの溶出基準が設けられています。
【鉛・カドミウムの溶出検査とは】
(検査箇所)
・食品の接触する部分について検査をします。
・食品の接触しない外側の面から鉛・カドミウムの溶出については対象外です。
【検査方法】
大量に摂取すると健康を害する恐れがあるため、日本では、食品衛生法により鉛およびカドミウムの溶出基準が設けられています。
【鉛・カドミウムの溶出検査とは】
(検査箇所)
・食品の接触する部分について検査をします。
・食品の接触しない外側の面から鉛・カドミウムの溶出については対象外です。
【検査方法】
-
1.試験体のサイズ(容量・深さ・面積)を測定します。
-
2.試験体の内側に4%酢酸を満たし、24時間放置します。
-
3. 24時間放置後の酢酸を採取し、試験溶液とします。
-
4. 原子吸光分析器または誘導結合プラズマ発光分析装置で、 鉛・カドミウムの濃度を測定し、報告書を作成します。
<参考資料>東濃四試験 研究機関協議会 パンフレットより
鉛・カドミウムの溶出基準について
鉛・カドミウムの溶出基準については、陶磁器やガラス、ホーローなど素材によって異なります。
区分 | Cd(カドミウム) | Pb(鉛) | ||
---|---|---|---|---|
液体を満たすことができない試料又は液体を満たしたときに その深さが2.5cm未満である試料 |
0.7μg/㎠ | 8μg/㎠ | ||
液体を満たしたときに その深さが2.5㎝以上 である試料 |
加熱調理用器具 以外のもの |
容量600ml未満 | 0.5μg/ml | 1.5μg/ml |
容量600ml以上3L未満 | 0.25μg/ml | 0.75μg/ml | ||
容量3L以上 | 0.25μg/ml | 0.5μg/ml | ||
加熱調理用器具 | 0.05μg/ml | 0.5μg/ml |
区分 | Cd(カドミウム) | Pb(鉛) | ||
---|---|---|---|---|
液体を満たすことができない試料又は液体を満たしたときに その深さが2.5cm未満である試料 |
0.7μg/㎠ | 8μg/㎠ | ||
液体を満たしたときに その深さが2.5㎝以上 である試料 |
加熱調理用器具 以外のもの |
容量1.1L未満 | 0.5μg/ml | 2μg/ml |
容量1.1L以上3L未満 | 0.25μg/ml | 1μg/ml | ||
容量3L以上 | 0.25μg/ml | 0.5μg/ml | ||
加熱調理用器具 | 0.05μg/ml | 0.5μg/ml |
区分 | Cd(カドミウム) | Pb(鉛) | ||
---|---|---|---|---|
液体を満たすことができない試料又は液体を満た したときにその深さが2.5cm未満である試料 |
加熱調理用器具 以外のもの |
0.7μg/㎠ | 8μg/㎠ | |
加熱調理用器具 | 0.5μg/㎠ | 1μg/㎠ | ||
容量3L以上 | 0.5μg/㎠ | 1μg/㎠ | ||
容量3L以上 | 加熱調理用器具 以外のもの |
0.07μg/ml | 0.8μg/ml | |
加熱調理用器具 | 0.07μg/ml | 0.4μg/ml |
試験結果通知書
当社では、製品の製作にあたり、人体に影響のある「鉛」や「カドミウム」などの「重金属」を使用せず、事前に試験を行うことで高い安全性を保証し、お客様に安心してご利用いただける製品を提供しています。人に、環境にやさしい製品づくりを推進しています。